最近、近所のデイサービスに仕事で行くようになりました。
まだまだお手伝いレベルで、数回ほどしか行っていないのですが、先日やってしまいました。
ぎっくり腰
瞬間、目の前が真っ暗になりました。
そして、まるで漫画で出てくる雷に打たれて骸骨があらわになるシーンのように腰骨のレントゲン写真の画像が脳内で再生されました。
思いっきりズレたと思いました。(そんな感じ)
自分の腰の骨が「ボギボギーッ!」と音をたててあらぬ方向にずれた様でした。
それは、利用者さんをベッドから車いすに移乗する時でした。
まだまだ技術が未熟な私のために、友達でもあり先輩でもあるスタッフがちょうど練習になるからと言って、その機会を与えてくれたのですが…
その利用者さんは、この施設で一二を争うくらい小柄で体重の軽いおばあちゃんでした。
先に、レクチャーをしてもらい、見よう見まねで同じように出来るだろうと油断したのも悪かったようです。
狭い場所だったり、焦っていたのも災いし、変な態勢で挑んでしまったようでした。
ボギボギーッ!
音がした(私の中で)瞬間、「ごめん!」と言って、横で見ていてくれたスタッフにすぐに助けを求め、私はその場で動けずうずくまるしか出来ませんでした。(情けない…)
幸い、利用者さんには影響なく、ベテランの看護師スタッフさんも助けてくれて「しばらくじっと休んでて!」と言ってくれました。
いつもの私なら、少々の痛みなんかで休んだり弱音を吐くのが嫌で、痛いことを悟られないようにしていたと思います。
ただ、今回の激痛は本能的に我慢できずに声に出してしまい、しばらく動けず、どうしようもありませんでした。
実は、私は高校生の時からの腰痛もちで、その頃から腰痛とはお友達関係であり、死ぬまで一緒の覚悟はありました。
今までに度々眠れない日もあったり、あまりに痛くて動けず仕事を休んだ時もありました。
ただ、今回のぎっくり腰の痛さは半端なく、想定外のレベルでした。
その日は何とか家に帰ることも出来、家事は手を抜きとりあえず安静に過ごしました。
ただ、困ったことに次の日、1軒訪問サービスに行かなければならなかったのです。
さてどうしよう…急に他のスタッフに代わってもらうのもなぁ…と悩みつつ、なんとかゆっくりでも歩けることを確かめてみました。
幸い、訪問サービスの内容が簡単な掃除だけなので、「これならいけるだろう」と覚悟を決めて行って来ました。
その日さえ超えれば、またしばらく仕事が入ってなかったのでラッキーでした。
無事に訪問サービスを終え、またしばらく自宅で引きこもり安静の日々が続きそうです。
長期間動かないのも良くないようなので、少しずつでも動きつつ、痛みが治まるのを待つことにします。
若い時ならあっという間に回復するんだろうな、と今更どうしようもないことも考えながら、苦い痛みの残る腰をさすりつつ日記を書いている私でした( ;∀;)