今日は朝から雨が降っていました。
体調不良のため、本日のお仕事は欠勤することにしていたので、どちらにしてもたいした事は出来そうになく、一日このままどんよりと過ごすんだろうなあ…と思いながら、なんとなく寂しさを感じながらぼーっと座っていました。
そこで、ふとスマホに着信があったのに気づいたのですが、ミュートにしたままだったので気づくのが遅れてしまいました。
誰からかな、と確認すると、実家の母親からでした。
すぐに折り返すと、向こうもすぐに電話に出て、『ごめん、ごめん、何も用事はなかったんだけどね…』と。
まあ、いつもだいたい大した要件はないのですが、お互い元気に変わりなくやってるか、確認のために電話している感じです。
ラインも出来るので、遅い時間などはそれも利用していますが。
80才を超えて、年々体が思うように動かなくなっては来ていますが、頭はしっかりしていて、声を聞いている分には何も問題なく元気そうなのですが、
おととしに長男(私の一番上の兄)、昨年に次女(私の妹)を立て続けに亡くしてからというもの、一気に元気がなくなってしまった両親。
私自身も、四人兄弟のうちの二人を2年の間に続けて亡くしてしまい、想像以上にメンタルをやられてしまいました。
他府県に住んでいるので、そう頻繁に帰省することも難しく、私も日々両親のことが気がかりでなりません。
たまの電話はほぼ確実に長電話になりますが、せめて今出来ることといえばこれぐらいなので、いつも覚悟して電話しています。
今日の電話でも、母親が『今日は雨が降ってて何も出来ないし、お父さんも横になって何もする気配はないし、外が静かだからなんか寂しくなってねえ…』と言うのです。
家が近くなら毎日でも様子を見に行ってあげられるのに、今までは妹がちょくちょく寄ってくれていたので、それがなくなった今、余計に寂しい思いをさせていると思いました。
未だにまだ立ち直れていない私たち親族ですが、今日みたいな日に寂しく感じるのはやっぱり同じなんですね。
母も私も最後は笑いながら電話を切りました。
私も少し元気が出ました。
近々休みを取って帰るよと言うと、楽しみにしてるよと。
今日、体調不良で欠勤してることはあえて伝えないでおきました。少しでも要らない心配はかけたくないですね。しっかり休んで元気回復しよう。